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28 maggio 誤った理学専攻者と工学専攻者の国際比較何か大学の後輩らしき学者がとっても恥ずかしいこと書いているので、優しい先輩が指導します。
データは、ココから引用しているようなのですが、これが何ともインチキなデータって何で読み取れないかなぁ?
まあ、元々悪いのは、「日本労働研究雑誌」にウンコ調査を載せた奴だけど、それをちゃんと確かめなかった団藤ってのも酷いな。
因みに団藤ってのは、新聞記者だったりするけど。
このデータが何でインチキかを一言で説明します。それは、英国のデータを見れば分かります。
答えを先に書きますけど、
1992年まで、英国の大学と呼ばれるところの学部には、工学部なんてねえよ!
どういうことかと言うとですね、1992までは英国の工学の高等教育は、ポリテクニックという専門学校で行なわれていました。日本で言うと、高専に近く、企業内の中堅技術者作る学校です。
だからね、1992までは、英国の大手企業で、幹部にもなれそうな技術者・研究者になろうと思う人は、ポリテクニックには通わないわけです。大学の理学部に通ってました。
ですから、日本における大学ってのと単純に比較するのは、もはや土俵が違いすぎで意味が無いわけです。
また、話を米国に転じると、米国の大学ってのは学部ではリベラルアーツ教えている所も多いです。つまり日本で言うとICUみたいな感じで、教養学部ってことです。こういう学校には通常工学部はありません。
更に、米国は学部の区分けが日本と違います。例えば、統計学部なんてのを持っている学校が沢山あり、そこは日本で言うと、数学科の統計学専攻と、経済学部の金融工学やっているような奴とが混在しているのですが、こういう学部は理学・工学のどちらに入れるのでしょ?
また、僕の専門みたいな応用数学、または応用物理学なんてのは米国では通常理学部の配下にありますが、日本では、応用数学は数理工学とか計数工学などの呼び名で工学部配下に置かれますし、応用物理も同様に工学部配下に置かれます。
更に更に、米国は医者になろうと思うと、メディカルスクールという大学院に行かないといけませんが、そのためには大学学部を出ている必要があります。全然医学と関係無いことやっていても仕方ないですから、彼らは日本で言うと、理学部生物学科なり理学部化学科配下の生物化学専攻を卒業します。つまりは、理学部が医学進学課程も兼ねているわけです。
ここいらをきちんと把握してデータとらないと、全く意味の無い比較になってしまいます。ご注意を。
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